はじめて5軸マシニングセンタを導入するなら「5軸のすゝめ」

5軸マシニングセンタに活用できる補助金(中小企業省力化投資補助金)

目次目次を閉じる
目次

ものづくりの現場では人手不足や生産効率の向上が大きな課題となっています。
特に、複雑な形状の部品加工を行う製造業では、多工程の段取り替えによる時間ロスや、熟練作業者の確保が難しいといった問題が深刻化しています。

しかし、高性能な設備は導入コストが大きいため、中小企業にとっては資金調達が大きなハードルとなることも事実です。
そこで、国が提供する「中小企業省力化投資補助金」を活用することで、負担を軽減しながら最新鋭の設備を導入することが可能になります。

本記事では、5軸マシニングセンタの導入に利用できる補助金制度について詳しく解説し、申請のポイントや対象製品についてもご紹介します。
設備投資を通じて生産性向上や省力化を目指したい企業の皆様は、ぜひ参考にしてください。

対象となる補助金「中小企業省力化投資補助金」とは?

5軸マシニングセンタの導入に活用ができるのは、「中小企業省力化投資補助金」という制度です。
これは、IoT機器や産業用ロボットなどの省力化を可能にする設備投資を行う中小企業・小規模企業を支援するための補助金になります。

大きく分けて「カタログ注文型」と「一般型」の二つの枠組みがあり、企業の状況や導入する設備のタイプによって選択肢が異なります。
いずれの場合も、企業が人手不足を解消し、付加価値や生産性を上げ、将来的には従業員の賃金向上につなげることが狙いとされています。
※カタログ型と一般型の違いについては後述します。

補助額は300万円〜1,500万円程度(カタログ型の場合)で、特定の条件を満たせば最大1億円(一般型の場合)の補助があり、たとえば以下のような設備投資が対象となります。

補助金を受ける条件

補助金を受け取るためには、以下のような条件を満たす必要があります。

【2025年・全20製品】
補助金で購入補助が受けられる
5軸マシニングセンタ(メーカー・製品)一覧

「カタログ型」で選べる5軸マシニングセンタの製品情報をまとめましたので、ご確認ください。

なお、当サイトは5軸マシニングセンタ専門メディアとして、21社以上のメーカー情報・製品情報を調査しており、部材ごとにおすすめのマシニングセンタメーカーも紹介しています。是非お役立てください。

【加工する部品別】
5軸マシニングセンタメーカー
おすすめ3選をみる

参照元:中小企業省力化投資補助金 省力化製品検索(独立行政法人中小企業基盤整備機構・全国中小企業団体中央会)
https://portal.shoryokuka.smrj.go.jp/cs/product-catalog/?category=5軸制御マシニングセンタ
2024年5月調査時点。最新の情報は補助金公式ページをご確認ください。

ニデックオーケーケー

VC-X350

複雑化する金型や部品の高効率な工程集約加工を実現する5軸制御マシニングセンタです。円テーブルの回転速度を従来機の2倍に向上させ、早送り速度も50m/minを達成。リニアローラガイドと大径ボールねじの採用により剛性が約2倍に強化され、高い切削性能を発揮します。また、高速同期工具交換装置を搭載し、工具交換の安定性と耐久性も抜群です。

VB-X650

直線軸の早送り速度を63m/minに高速化し、回転軸にはダイレクトドライブモータを採用。バックラッシを抑えた高精度な高速加工が可能に。
環境熱変位耐性を向上させるとともに、省スペース性とテーブルへの接近性もさらに向上。より高いニーズに応える新しい5軸制御立形マシニングセンタです。

ニデックオーケーケーの
5軸マシニングセンタについて
詳しく見る

オークマ

MU-500VⅢ

MU-500VⅢは高精度・省エネを両立した5軸加工機で、幅広い加工エリアを持ち、少量多品種から量産まで柔軟に対応できるコンパクトなモデルです。

MU-400VⅢ

MU-400VⅢはコンパクトな筐体にテーブルサイズø400mmを備え、工具収納数も最大268本と豊富な拡張性を持つ、高精度加工に優れた5軸制御立形マシニングセンタです。

MU-6300V

MU-6300Vは高剛性のトラニオンテーブルを搭載し、安定した高精度加工を実現。大型ワークや難削材でも優れた加工面品質を提供します。

MU-5000V

両端支持のトラニオンテーブルやボールネジ冷却を搭載し、高剛性かつ高精度、さらに高追従性まで実現。作業のしやすさにも配慮して設計されており、段取りや加工時の刃先確認がしやすいのも特徴です。

MU-4000V

高精度・使いやすさに加えて、コンパクトさも追求された5軸制御立形マシニングセンタです。B軸にローラギヤカム、C軸にダイレクトドライブモータを採用したことで、B軸50min-1、C軸120min-1の高速加工を実現させています。

MU-8000V

MU-8000Vは、小中型部品の高精度な同時5軸加工に対応する立形マシニングセンタで、航空機部品などの高難度加工に最適です。ベースマシンであるACE CENTER MB-Vの優れた性能に加え、トラニオン構造の高速高剛性テーブルを搭載することで、高速位置決めと高精度な多面加工を両立。ワンチャッキングによる工程集約が可能で、段取り替えの手間を最小限に抑えながら、夜間運転などの省力運用にも適応します。

オークマの
5軸マシニングセンタについて
詳しく見る

牧野フライス製作所

a61nx-5E

a61nx-5Eは、アルミ素材の航空宇宙部品に特化した加工機で、a1nxシリーズの高性能設計をベースに開発された5軸制御横形マシニングセンタです。水平段取りが可能な構造に加え、ロータリテーブルによる高能率な5軸加工を実現し、特に小物アルミ部品の削り出しに優れた効果を発揮します。クレーンを使ったワークや治具の搬入出にも対応しており、現場の利便性と省力化に貢献します。

D500

D500は、医療・半導体・航空宇宙などの分野で求められるブリスクやインペラといった複雑形状部品の加工に対応する5軸制御立形マシニングセンタです。剛性の高いトラニオンテーブル構造とワークへの高い接近性を両立し、工程集約と高精度加工を実現。これまで3軸加工が主流だった金型加工においても、積極的な同時5軸加工を提案する新たなソリューションです。

a800Z

a800Zは、信頼性の高いa1nxシリーズをベースに、自社製のZ軸傾斜テーブルを組み込んだ5軸制御横形マシニングセンタです。複雑化する部品形状への対応力と、4軸機に匹敵する高い切削能力を備え、剛性の高い本体構造が安定した加工を実現します。高精度・高能率な工程集約加工により、現場の生産性向上に大きく貢献します。

a500Z

a500Zは、高い信頼性を誇るa1nxシリーズをベースに、自社製のZ軸傾斜テーブルを搭載した5軸制御横形マシニングセンタです。C軸には傾斜構造を採用し、イナーシャ低減によって高応答・高能率な加工性能を実現。複雑なワーク形状にも柔軟に対応し、水平段取り構造によりクレーンを使ったワーク搬入出もスムーズに行えます。

DA300 自働化パッケージ

DA300の自働化パッケージ仕様は、高速・高精度・高信頼性に加え、40枚のワークパレットと118本の工具マガジンを標準搭載することで、長時間の連続運転に対応。小物部品の高精度加工と生産性の両立を可能にし、無駄なアイドリング時間を削減。環境負荷を抑えつつ、省人化と省力化を実現する先進的なソリューションです。

DA300

DA300は、横形マシニングセンタの設計思想を活かした立形5軸加工機で、複雑化・一体化が進む部品加工に対応します。小型ワークに最適化された高剛性構造と俊敏な主軸・送り軸により、安定した高精度加工を長時間維持。医療、光学、半導体、自動車、航空宇宙といった幅広い分野で、ワンチャッキングによる多面加工ニーズに応えます。

D300

D300は、トラニオンタイプの高剛性テーブルを備えた5軸制御立形マシニングセンタで、ボールねじ・回転軸・主軸に冷却油を循環させることで熱変位を抑制し、安定した高精度加工を実現します。DDモータによる高速回転軸制御により、精度とスピードの両立を可能にし、生産性向上に寄与します。

D200Z

D200Zは、複雑な3次元形状を滑らかで高品位な加工面に仕上げるために開発された高精度5軸加工機です。30,000回転主軸と応答性に優れた送り軸、さらに独自のスーパーGI.5制御との組み合わせにより、磨き工程の負担を大幅に軽減。自動車、医療、光学分野における金型加工の生産性向上を実現します。

DA500

DA500は、DA300の設計をベースに対応ワークサイズを拡大したモデルで、Φ800×500mmの大型ワークにも対応し、立体形状や高品位な曲面加工を1台で効率的に実現します。旋削仕様やパレットマガジン、大容量工具マガジンなどの選択肢により、自働化や工程集約に柔軟に対応できる構成です。

牧野フライス製作所の
5軸マシニングセンタについて
詳しく見る

ブラザー工業

SPEEDIO U500Xd2-5AX(BBT_12K_28ATC_CTS仕様)

U500Xd2-5AXは、同時5軸制御と2軸チルトインデックステーブルを搭載した高性能モデルで、従来複数台で対応していた多面加工を1台で実現。BBT主軸、マガジン28本、クーラントスルースピンドルを備えた仕様により、精密加工と工程集約を両立します。省エネ設計に加え、全国サポート体制が整っており、小型30番機でありながら生産性と省力化効果に優れた1台です。

SPEEDIO U500Xd2-5AX(BT_12K_28ATC_CTS仕様)

同じくU500Xd2-5AXをベースに、BT主軸を採用したバリエーションモデルです。多面割り出し加工に対応する同時5軸制御とコンパクト設計により、大型マシニングセンタからの置換えによる省スペース化・省人化に大きく貢献します。主軸回転数は12,000rpmで、クーラントスルースピンドルや28本のツールマガジンも標準装備。ライン全体の効率化を後押しします。

SPEEDIO U500Xd2-5AX(基本仕様)

U500Xd2-5AXのスタンダードモデルで、チルトインデックステーブルにより複雑な多面加工を1台でカバー可能。X軸500㎜、Y軸450㎜、Z軸380㎜と十分な移動量を持ち、A軸は-30~120度、C軸は360度に対応する柔軟性の高い加工範囲を誇ります。主軸回転数は12,000rpmまたは16,000rpmから選択可能で、マガジンも用途に応じて14本、21本、28本の構成が用意されています。

SHODA

NC7000U-021013

NC7000U-021013は、木材や樹脂、ゴム、発泡体、アルミなどをドライ加工で高精度に切削可能な同時5軸制御NCルータです。立体的な加工にも対応し、Z軸のストロークが長いため、背の高いワークにも柔軟に対応できます。真空成型品のトリミングや穴あけ加工、発泡素材・樹脂型の加工ニーズにも応える実用性が評価され、全国で多くの導入実績を誇ります。1回の段取り替えで上面および側面の加工を一貫して行えるため、工程削減・省力化・省人化にも寄与します。

中小企業省力化投資補助金「カタログ型」と「一般型」の違い

補助金は大きく2つに分かれます。違いを一覧表にまとめました。

項目カタログ注文型一般型
投資内容(特徴)簡易で即効性がある
省力化投資
オーダーメイド性のある
多様な省力化投資
補助対象カタログに掲載された
省力化効果のある汎用製品
個別現場の設備や事業内容に
合わせた設備導入・システム構築
補助上限最大1,500万円最大1億円
申請機会随時可能公募回制
審査基準省力化指数省力化指数、付加価値増加率、
投資効率(事業計画の効率性)、
オーダーメイド性
申請方法販売事業者と共同申請補助事業者が申請
対象経費製品本体価格、導入経費機械装置・システム構築費(必須)、
技術導入費、専門家経費、運搬費、
クラウドサービス利用費、外注費、
知的財産権等関連経費
参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 中小企業省力化投資補助金とは
https://shoryokuka.smrj.go.jp/about/

「カタログ注文型」の補助金とは?特徴を詳しく解説

IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「カタログ」から選択・導入することで、企業の付加価値や生産性の向上や賃上げにつなげることを目的とした補助金です。
大きな特徴は以下の4つです。

POINT:カタログ型の申請はこれまで公募回制でしたが、2024年8月9日(金)より、随時受付に変更になりました。

「カタログ型」の補助対象や上限額

補助対象 カタログに登録された製品等
補助上限額 従業員数5名以下:200万円(300万円)
従業員数6〜20名:500万円(750万円)
従業員数21名以上:1,000万円(1,500万円)
補助率 1/2以下

「カタログ型」の応募条件・フロー

応募・交付申請時点において日本国内で法人登記等がされ、日本国内で事業を営む中小企業が対象です。
申請時には人手不足の状態にある事・全ての従業員の賃金が最低賃金を超えている事・補助金の重複に該当しない事など様々な要件を満たす必要があります。

応募のフローは概ね下記の通りです。

  1. GビズID取得:
    補助金申請は電子申請となるため、GビズIDプライムアカウントの取得が必要になります。
  2. カタログから製品選定:
    「製品カタログ」から希望製品を選びます。
  3. 販売事業者の選定:
    対象製品ごとに記載されている「販売事業者一覧(メーカー)」のサポート窓口に連絡します。
  4. 販売事業者と共同申請:
    補助金申請には製品の販売事業者と共同で事業計画の策定が必要になり、共同事業実施者として公募期間内に販売事業者と共に申請受付システムで申請を行います。

最後の申請のステップでは、利用企業側は、販売事業者(メーカー)からの招待をもって専用フォームからの申請が必要になるため、注意が必要です。

参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)
https://shoryokuka.smrj.go.jp/catalog/

「カタログ型」のFAQ(よくある質問)

※※質問をクリックすると、回答が開きます※※

Q1. 既存の設備や製品を新しいものに入れ替えた場合、補助対象になりますか?

単なる入れ替え(リプレイス)で、業務の効率化や省力化といった効果が見込めない場合は補助対象外となります。
しかし、省力化効果を有する製品(カタログに掲載されているもの)であれば、入れ替えであっても補助の対象となる可能性があります

特に重要なのは、「新たな機能や性能が1つ以上加わっていること」です。
対象製品は補助金制度専用の製品カタログに掲載されており、交付申請にあたっては、その中から選ぶ必要があります。

POINT
・“古い機械を同じような新しい機械に替えるだけ”では補助NG
・“より省力化が実現できる製品への入れ替え”なら補助OK
・製品カタログに掲載されているものに限る
Q2. 収益納付が必要になるのは、どのような場合ですか?

補助金で導入した省力化製品を、本来の事業活動ではなく、研究開発の目的にのみ使用した場合は、
その製品から得られた収益の一部を「収益納付」として国に返還する必要が生じる可能性があります

一方で、製品を通常の事業運営に活用している場合(例:製造業の生産ラインで使用、店舗での業務効率化など)には、
収益納付の義務は原則として発生しません。

Q3. 製品カタログに載っていない製品を購入した場合でも、補助金は使えますか?

いいえ、補助の対象となるのは、制度が指定するカタログに掲載された製品のみです。
カタログ外の製品は、たとえ省力化に貢献するとしても、現時点では補助金の対象外となります。

この制度は「即効性」と「客観的な効果の比較可能性」を重視しており、
あらかじめ登録された製品群を活用する仕組みになっています。

Q4. 「新規事業」はなぜ補助の対象にならないのですか?また、その定義とは?

「新規事業」とは、新しい会社の立ち上げ(創業)や、既存企業がこれまでに行っていなかった分野へ事業展開することを指します。
本補助金制度は「既存事業の省力化・効率化」を目的としているため、比較対象が存在しない新規事業には適用されません

具体的には、事前と事後の作業負担・人員コストなどの比較が困難なため、
制度の目的である「省力化の効果を数値で把握する」ことが難しいと判断されているのです。

Q5. 計画していた労働生産性の目標を達成できなかった場合、補助金を返還することになりますか?

原則として、補助事業者の誠実な取組に基づく未達(外部要因など)は返還対象とはなりません
しかし、補助対象となる製品を導入後に使用しなかった・放置していた等、明らかに事業者側の故意または過失による場合は、
補助金の一部または全部の返還を求められる可能性があります

参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 よくあるご質問(カタログ注文型)
https://shoryokuka.smrj.go.jp/catalog/faq/

「一般型」の補助金とは?特徴を詳しく解説

人手不足に悩む中小企業等に対して、個別の現場や事業内容等に合わせてカスタムオーダーメイドで設備導入・システム構築等を支援する補助金です。大きな特徴は以下の4つです。

POINT:2025年4月25日から、第2回応募申請が開始されています。

公募回 公募開始日 申請受付開始日 公募締切日 採択発表日
第1回 2025年1月30日(木) 2025年3月19日(月) 2025年3月31日(月)17:00 2025年6月中旬(予定)
第2回 2025年4月15日(火) 2025年4月25日(金) 2025年5月30日(金)17:00 2025年8月中旬(予定)

「一般型」の補助対象や上限額

補助対象 個別現場の設備や事業内容に合わせた設備導入・システム構築
補助上限額※1 従業員数5人以下:750万円(1,000万円)
従業員数6〜20人:1,500万円(2,000万円)
従業員数21~50人:3,000万円(4,000万円)
従業員数51~100人:5,000万円(6,500万円)
従業員数101人以上:8,000万円(1億円)
補助率 中小企業
・1,500万円まで:1/2(条件により2/3)
・1,500万円超の部分:1/3
小規模企業者・小規模事業者・再生事業者※2
・1,500万円まで:2/3
・1,500万円超の部分:1/3

(詳しい条件については、最新の公募回の公募容量をご確認ください。)

参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 一般型とは
https://shoryokuka.smrj.go.jp/ippan/about/

「一般型」の応募条件・フロー

中小企業者、小規模企業者・小規模事業者、特定事業者の一部、特定非営利活動法人、社会福祉法人が対象となります。

応募のフローは概ね下記の通りです。

  1. GビズID取得:
    補助金申請は電子申請となるため、GビズIDプライムアカウントの取得が必要になります。
  2. 事業計画書の作成:応募時に提出が必要な事業計画書を作成し、機械装置・システム等を選定します。
  3. 応募申請:電子申請システムで申請者が作業します。
  4. 採択通知(応募締め切りから3か月程度)
  5. 支援事業者の選定:発注先の選定にあたって、入手価格の妥当性を証明できるよう見積書を取得する必要があります。
  6. 交付申請:電子申請システムで申請者が作業します。
  7. (交付決定/事務局手続き)
  8. 補助事業実施(18か月以内)
  9. (確定検査/事務局手続き)
  10. 補助金請求
  11. (補助金支払い/事務局手続き)
  12. 効果報告(5年間)
参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 応募申請・交付申請の流れ
https://shoryokuka.smrj.go.jp/ippan/flow/

「一般型」のFAQ(よくある質問)

※※質問をクリックすると、回答が開きます※※

Q1. 「オーダーメイド設備」とは、どんなものを指しますか?

「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」におけるオーダーメイド設備とは、以下のような特徴を持つ設備を指します。

  • ICT、IoT、AI、ロボット、センサーなどを活用し、
  • 一つまたは複数の生産工程を自動化するために、
  • 外部のシステムインテグレータ(SIer)と連携して、
  • 事業者の業務内容に合わせて特別に設計された設備やシステム(例:ロボットシステムなど)

なお、市販されている汎用的な設備であっても、以下のような工夫があれば「オーダーメイド」として認められる場合があります:

  • 企業の環境に合わせて構成機器の数や機能を変更している
  • 複数の汎用設備を組み合わせて、より高い省力化や付加価値を生み出している
Q2. 従業員の給与総額が、当初の目標を下回った場合はどうなりますか?

給与支給総額または一人当たりの給与支給額の目標を達成できなかった場合、未達成の割合に応じて補助金の一部返還を求められる可能性があります

ただし、次のような状況がある場合は返還が免除されることがあります:

  • 付加価値額が増えていない
  • 事業計画期間中、企業全体の半分以上の年度が営業赤字
  • 自然災害など、事業者の責任ではない理由がある
Q3. 事業場内の最低賃金の引き上げが目標を下回った場合、補助金はどうなりますか?

補助事業が終わった後も、事業計画期間中は毎年3月末の時点で「最低賃金の引き上げ状況」がチェックされます
達成できていない場合、補助金を年数で割った金額を返還する必要が出てくる可能性があります

ただし、以下の条件に該当する場合には返還が免除されることもあります:

  • その年度の付加価値額が増加していない
  • 営業利益が赤字だった
  • 天災など不可抗力による影響があった
Q4. 労働生産性の目標を達成できなかった場合、補助金の返還対象になりますか?

通常、目標未達成だけで交付決定の取り消しや補助金の返還になることはありません

しかし、以下のような場合には返還の対象になる可能性があります:

  • 製品を意図的に使わず放置していた
  • 使用方法を誤るなど、事業者に明らかな落ち度がある場合

誠実に取り組んでいれば問題ありませんが、補助金を受けた以上、適切に設備を活用することが求められます。

Q5. 一般型とカタログ注文型の両方を同時に使うことはできますか?

同じ補助対象に対して、一般型とカタログ注文型を併用することはできません
ただし、対象が異なる場合(例:別の設備や工事内容)であれば併用が可能です。

参照元:独立行政法人中小企業基盤整備機構 よくあるご質問(一般型)
https://shoryokuka.smrj.go.jp/ippan/faq/

補助金を活用する際の注意点

以上が、中小企業省力化投資補助金の概要です。
補助金制度を上手に活用すれば、初期投資の負担を軽減しながら最新鋭の設備を導入できる可能性があります。
人手不足や作業時間の削減にお悩みの際は、ぜひ補助金対象となる5軸マシニングセンタの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

また、当サイトは5軸マシニングセンタ専門メディアとして、21社以上のメーカー情報・製品情報を調査しており、部材ごとにおすすめのマシニングセンタメーカーも紹介しています。是非お役立てください。

【加工する部品別】
5軸マシニングセンタメーカー
おすすめ3選をみる

【導入目的別】
5軸マシニングセンタ
おすすめメーカー3選